誕生日、そんなめでたいか?

 

 

こんにちは。

 

もやっとした胸の内を

何にも考えないで

殴り書きしたいと思います。

 

 

 

突然ですが、先日

女優の樹木希林さんがお亡くなりになり

多くの追悼番組が放映されておりました。

 

 

その中で(ちゃんと見てなかったんですが)

とあるお店を訪ねた樹木さんが

店の女将さんに

「よかったら着ませんか?」と

上等な着物を差し出され

「いらない、いらないよ!」と

断るシーンが非常に印象的でした。

 

 

どうやら樹木さん、

物を貰うのも、あげるのも嫌い

らしいです。

 

例えカメラが回ろうとも

「いらない」と言える樹木さんは

素敵だなあと思いました。

 

 

私と言えば樹木さんとは対照的に

超・気にしい人間です。

 

 

飲み会なんてあった日には、

翌朝脳内一人反省会開催です。

 

しかも覚えてないので、

「変なこと言ってたらごめんね…」と

友人にLINEして反応を見たり。

 

薄ぼんやりだけどあんなこと言っちまっただ…と

一人で「うおおおおお」となってたりします。

 

 

そんな私が最近感じるのは

友人の誕生日を祝う必要性です。

 

 

いやあ、わかるんですよ。

 

お誕生日は祝ってもらったら嬉しい。

 

なにもないのは、なんとなく寂しい。

 

 

10代ならまだしも、

20代も半ばにさしかかると

「おめでと~」と言われながら

これからシミ・シワが増えてくる私は

本当にめでたいのかと。

 

 

しかもですね、

これがまた連日続くわけです。

 

誕生日の前後2週間くらい。

会う友達友達が祝ってくれる。

 

大変ありがたいんですけど、

「そろそろ会いたいな~!あ!お店私が予約しとくね☆」

と言われた時点でサプライズかなあと思うし

電気が消えた時点で

「あ~くるわこれ。このテーブルくるわ。」

と思ってしまうんですね。

 

 

それをあたかも意外!と思うように

「えー!気づかなかったあ!ありがとう!」

と女優バリの演技を見せるわけですよ。

 

 

そしていただくプレゼント。

 

「うわ~!嬉しいけどいつ使うんだ…」

という重み。

 

 

ついつい値段を考える。

 

そして

「この子の誕生日に同等のものを返さねば」

という使命感。

 

 

 

これが圧倒的に

嬉しい!を超えてきてしまう。

 

 

 

もうみんなその金で

好きな物買ったほうがええんやない?

私なんぞに金をかけずにさあ!

 

 

選んでくれた時間が~とか

値段の問題じゃない~とか

そういうこともわかる。

 

でもそれ言うなら正直

お手紙とかもらったほうが嬉しい。

 

 

 

 あげたり、もらったり

そういうのもう

なしにできないかなぁ。

 

 

 

そもそも律義にお返しとか

考えちゃう自分が悪いのかしら…